注記ページ
※1
モメンタムとは勢い・弾みであるが、人口モメンタムは出生数が増減しても、直ぐには人口数が増減せず、人口は過去の人口動態の影響を受けることを言う。増加モメンタムと減少モメンタムがある。
※2
我が国人口は2008年に128.1百万人のピークを迎え、人口減少が喧伝された。2014年に書籍「地方消滅」(増田寛也編著中公新書)が出版され広く普及したこともあって、国民に危機感が広まった。政府においても色々な対策を講じている。
※32012年に子ども・子育て支援新制度、2020年に少子化社会対策、2023年には異次元の少子化対策と称して子ども家庭庁まで作って、こども未来戦略を講じているが、長期減少傾向が続いている。
※4
1972年、1977年と、正確に5年おきで無いのは、国立社会保障・人口問題研究所(以下、社人研と略称)の「現代日本の結婚と出産、第16回出生動向基本調査」の情報に基づいているためである。
※5
出生力とは、女性が一生の間(15歳から49歳)に生む出生数であるが、自然な妊孕力(にんよう力・産む能力)ではなく、経済的・文化的・社会的な影響を受ける、社会学的出生行動の指標である。
・TFRによって(15~49歳までの)全女性を対象とした出生力を把握する。
・完結出生児数によって、配偶者のいる女性の出生力(夫婦出生力)を把握する。
※6
図表5左の円グラフにおいて、0人子世帯6.2%、1人子8.9%から4人子世帯3.3%まで総合計すると100%となる。
一方、1人子世帯は%×1、2人子は%×2 から4人子世帯%×4まで、総合計すると2.23が得られる。
これが、完結出生児数 と一致する。
※7
ワンオペとは、母親も働いているにも拘わらず、「家事や育児はすべて母親1人で回している」という、固定化された役割に対する不満を表す、共働き世帯の母親に多く使われる用語である。元々はコンビニなどの「ワンオペレーション(1人勤務)」から派生した用語である。2017年頃から育児ワークへの転用が急速に広まった。
